
たるみは、肌深部の「真皮」が弱くなることで起きます。真皮の主成分であるコラーゲンなどは年齢とともに減少。そのため、たるみは加齢のせいということができますが、決して諦めることはありません。加齢とともに減少する、コラーゲンやエラスチンは保湿化粧品などで補うことが可能です。
25歳を過ぎた辺りから、乾燥・たるみ予防を意識したケアをはじめましょう。

皮膚は大きく「表皮」と「真皮」に分けることができます。その下に、皮下組織、筋肉、脂肪などが存在しています。中でも私たちの皮膚を支えているのが「真皮」です。
真皮は、コラーゲンが主成分。網のような構造のコラーゲンをエラスチンが支えています。そんな網の上に表皮が乗っているイメージです。若い頃は真皮の網も太くて丈夫ですが、加齢とともにほころびが目立ちはじめます。すると当然、その上に乗った表皮を支えきれなくなり、たるみが生じてしまうのです。
肌のたるみは、加齢も大きく関係しますが、乾燥もその原因となります。真皮には「ヒアルロン酸」が存在し、コラーゲンやエラスチンの間を水分で満たしています。優れた保水力を持つヒアルロン酸のおかげで、肌のハリが保たれているので、乾燥すれば当然ハリは失われることに。ハリが失われることで、たるみが生じてしまうのです。

コラーゲンなど肌を支える成分は、30代前後を境に少しずつ減少していきます。そのため、年齢を意識した「乾燥によるたるみ対策」では、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸など「保湿成分が配合された化粧品でのケア」が必須と言えるでしょう。
また、洗顔のやり方を見直すことも大切です。洗顔の際、ゴシゴシと強く擦ると、角質層にダメージを与え、肌のバリア機能が低下します。肌のバリア機能は、外部刺激から肌を守ると同時に肌内の水分を外に逃がさないためのバリアにもなっているため、この機能が低下すると、乾燥がどんどん進みます。洗顔は、泡で洗うようなイメージで優しく行いましょう。洗顔の後はできるだけ時間をあけず、速やかに化粧水で保湿ケアを。
今20代の若い方も「乾燥やたるみを感じたらケアをはじめよう」と油断してはいけません。肌の老化は25歳頃から始まると言われます。体の成熟期を過ぎた年齢から、肌の元気が少しずつ無くなると考えて下さい。
毎日の乾燥ケアでたるみのないピチピチ肌をキープしましょう。
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